9 女性文学の進展

婉という女

大原富枝

『婉という女』(一九六〇年)

美は乱調にあり

瀬戸内寂聴(晴美)

『美は乱調にあり』(一九六六年)

三匹の蟹

大庭みな子

『三匹の蟹』(一九六八年)

苦海浄土――わが水俣病

石牟礼道子

『苦海浄土――わが水俣病』(一九六九年)

複合汚染

有吉佐和子

『複合汚染』(一九七五年)

ベッドタイムアイズ

山田詠美

『ベッドタイムアイズ』(一九八五年)

キッチン

吉本ばなな

『キッチン』(一九八七年)

百年の預言

髙樹のぶ子

『百年の預言』(二〇〇〇年)

快適生活研究

金井美恵子

『快適生活研究』(二〇〇六年)